過度な期待は禁物

5月 23, 2007 11:13 pm | カテゴリー: Canada, Food | コメントをどうぞ

 数カ月前、近所にオープンした日本食レストランがある。
立地条件もいいし、何しろカナダ人は日本食が大好きだから、そこそこの店ならば流行るだろうとは思っていた。気がつけば昼も夜も結構お客がいて、なかなか評判も良さそうだ。

 Vancouverにおいて注意しなければならないのは、その店のオーナー(或いはシェフ)が日本人かどうかが一つポイントになる。寿司が握れるからと言って決して日本人とは限らない。意外と日本人経営は少なく、日本とか、日本人の元で修業をした経験を持つ韓国人なんていう例が多いのだ。そういう店のターゲットは日本人以外だろうから、それはそれで構わないし、その方が経営方針としては正しいと思う。でもそれでは日本人の舌を満足させる事は難しい。

 さぁ、果たして近所のその店はどうだろう?
というわけで行ってみた。

 確かにスタッフはアジア人だった。日本人にも見えるし韓国人にも見えるが決して中国人ではない。しかし、お茶とともに来たメニューを見た瞬間、嫌な予感が…巻き鮨の「巻」と言う字が日本では決して使う事のない漢字だったのだ(笑)

 私はとんかつ定食、妻は天丼を注文。そして最初にやってきたのは味噌汁。味はそこそこだったが、これが嫌な予感二つ目である。定食だったらご飯もおかずも、味噌汁も全部一緒に来るはずだ。味噌汁=スープ、つまり前菜扱いである。前菜だから最初に客に出す、という方式は日本人なら決して考えない。

 そしてやってきたとんかつは明らかに”ずいぶん前に揚げました”というもので、まぁ悪くは無いが…これなら自分で作った方が遥かに旨い。キャベツは千切りならぬ百切りだし…妻の頼んだ天丼は、どんぶりに盛られたご飯の上に”てんぷらを乗せました”というもの。「私は天丼を食べたかったんだけど…」と彼女。試しに頼んだBCロール(揚げたサーモンの巻き鮨)は酢を切ってないご飯(苦笑)

 サーブしてくれた女性に聞いてみれば、シェフは日本人ではないとのこと…ま、しょせんこんなもんだよ。ここはダウンタウンじゃないし、こんなもんで十分なのだ。別に日本人を満足させる必要などないということだ。

 我々とすれば一件だけでも気軽に行ける日本食レストランがあるといいなぁ、と思うのだが…残念ながらこの店に二度と来る事はないだろう。ちょっと哀しく帰宅した2人であった。

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