Dream Girls

3月 4, 2007 11:08 pm | カテゴリー: Movie | コメントをどうぞ

 アカデミー賞が決まったところで、これは観なければならない、観たいという映画が固まった。いくつかある候補作の中から観たのはDream Girls。もう我が家からパッと行ける映画館は一つしかなく、しかも夜9時半からの一回上映。きっと今週末には他の作品に変わってしまう…最初に上映が終わりそうということでこれを選んだ。そんなわけで観客は妻と私を含め7名だった(微笑)
 
 とにかく話題は今年の助演女優賞を独占しているJennifer Hudson。
私の予想ではOscarだけは貰えないんじゃないかと思っていたのだが、それも受賞してしまい、もう完ぺき。きっと今ごろ笑いが止まらないだろう。

 スター誕生番組・American Idolでは優勝を逃した彼女は現在25歳。今回はもちろんオーディションで何百人と言う中から選ばれ役を射止めたわけだが、こういう素人が眠っていたという事実が凄い。アメリカの深さをまざまざと見せつけられる。主役のBeyonceを喰う演技という噂だったが…主役を喰うというよりは主役そのもの、Dream GirlsはJennifer Hudsonの代名詞となった感がある。

 喰われたと言われたBeyonce、彼女もフツーのおねぇちゃんではない。音楽界(特にR&B)ではすでにトップクラスにいる彼女は俳優としても非凡なところを見せている。アカデミー賞の授賞式では「(慣れている音楽の場ではないので)なんとなく落ち着かない」というような意味の発言をしていたが、いやいやどうして、なかなか立派な女優ぶり。
 
 一方、助演男優賞確実と言われながら逃したEddie Murphy。歌も一級品で、抑え気味の演技は落ちぶれてゆくスターを上手く表現していた。

 個人的に気になったのは喫煙シーンだ。
彼がcigaretteを吸うのはこの作品が初めてではないだろうか(cigarは一度だけ、Trading Place-大逆転で吸っている)、たとえそれが役の上であっても、である。描かれている時代が60年代から70年代だから、小道具としてcigaretteを吸うのはごく自然な流れだが、彼はすでにビッグネームだし、わがままを言えば吸わずに演ずることも出来たはずだ。
 
 アカデミー授賞式の前に行われたインタビューでは「今がキャリアの中で最高に充実している」と語っていたのが印象的だった。しかも「あと5年で(50歳になったら)映画からは身を引き舞台に戻る」と発言していた。

 cigaretteといい、この発言といい、それだけこの役に賭けていたと読むのは私だけだろうか?もちろん彼自身は助演男優賞を受賞し、映画界を去るという青写真を描いていたとは思うが…(私生活では女性に手を出し過ぎるということで、アカデミーでは女性票が集まらなかったという意見もアリ)
 
 今回は黒人特有のアクセントが多く、英語としてはかなり難しかったがストーリーは難しいものではないし、なにしろミュージカル。とても楽しめた。スピード感があり(特に前半)一気にラストまで魅せてくれる。

 監督と脚本はBill Condon。彼は同じミュージカル映画であるChicagoの脚本を担当したが、本作の方がより映画として完成度が高いと思う。これは是非、映画館で観て欲しい。

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