悪党の歳
8月 2, 2007 at 11:40 pm | In Favourite | Leave a Comment燃えよ剣…新撰組副長・土方歳三を主人公とした物語だ。
悪党の歳(ばらがきのトシ)と呼ばれた彼は多摩に生まれた根っからの喧嘩師。その後幼なじみの近藤勇を局長に据え…実際に新撰組を指揮したのは局長ではなく副長の彼だったことや、新撰組解体後も生き、北海道での戦いで命を落としたことはあまり知られていない。
”竜馬”の次に読め、と妻にススメたのはもちろん私だが何しろウン十年も前に読んだ本、夢中になった記憶はあるが細かい事は忘れている。どれどれとページを開いて…再びハマり、上下巻を一気に読み終えてしまった。
一切の教育を受けず、喧嘩師の勘であそこまでやれたの幕末志士は彼以外には見当たらない。もし彼が明治維新後も生き、新政府の一員になっていたら…と考えるのは馬鹿馬鹿しいことかもしれない。しかし過去の軍人など足もとにも及ばないほどの軍師になったのは間違いないだろう。あの時代だからこそ世に出てきた人物であるのはもちろん、超日本人とも言うべき希有な存在。そして彼自身も凄いが、彼をテーマに選んだ司馬遼太郎の偉大さはやはり抜きんでている。
どうやら再び司馬遼太郎ブームが来てしまったようで、次は”竜馬”を読み直してみようかと思っている。
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