抜糸+α

7月 31, 2007 at 9:47 pm | In Canada | 2 Comments

 待ちに待った抜糸の日。
walk in clinicへ言って糸を取り、傷口を診てもらった。ここはたくさんの医者が日替わりで出入りするため、前回のジジイではなく違う人。「明日か明後日ぐらいまで絆創膏は貼ってね、まだ完全じゃないから」などと言われた。結局、縫ったのは二針。

 さ、これで終わりと思いきや…
「庭仕事とか、土とかいじると…だから……そんなわけでちょっと待ってて」と何やら意味不明な、いや、私が聞き取れなかっただけなのだが、とにかく何かをくれる、或いは何かをするからそのまま待ってろと。

 そして笑顔で看護婦登場。手には注射器。
それはいったい…あ、ばい菌予防?

 注射を打たれた後、改めて質問するとtetanusとdiphteriaの為の注射で、10年間有効だからと…ジフテリアはわかったが、もう一つは何よと辞書を引いてみると…なんとtetanus=破傷風。もしかしたら無いんじゃないかと思ったりもしたのだが、やっぱりあるんだな、カナダにも破傷風が。って言うか、今でいいのかよ、注射。
 
 「今日、お風呂は入っていいの?」妻は私に言った。
 
 何も言われなかったからいいんだろ。
そんなもんだ、きっと。

cigar scissors

7月 30, 2007 at 11:01 pm | In Cigar | Leave a Comment

 cigarの吸い口を作る時、私はギロチンカッターを使っている。
 
 小さな穴を開けるパンチカットも試したが、フラットカットはcigarの太さそのままの吸い口が出来る。だから煙がより円やかで、本来の味わいに近い…そんな風に言われている。それを信じているだけのことだが、言ってしまえば個人的な好みということに尽きる。自分の好きな方法で楽しめば良い、それが嗜好品であり、正しいシュミの在り方だと思う。話しをカット、吸い口に戻そう。

 切った時に綺麗な吸い口が出来るのはそれだけでも気持ちの良いものだが、その逆に上手く切れなかった時はちょっとだけショックを受けたりする。どのカッターも、まずは切れ味である。私は最初に吸った一本からずっと、一つのギロチンカッターしか使ってこなかったのだが、そのせいか少し、切れ味が落ちてきた気がしていた。そんな時、日本のバーで一度、ハサミを使って吸い口を作ったことがある。cigar scissorsというヤツだ。ソフトでありながら、同時にその切れ味の良さにちょっとだけ感激した。
 
 シガーシザースで作られる吸い口はフラットカット。ギロチンタイプとなんら変わりはない。しかしハサミを使って…というところには、切れ味という要素の他にギロチンタイプには無いアナログ感がある。これから始まる時間に対する敬意を払い、期待感を高めてくれるような感覚だ。きっとそんな気がするだけだとは思うが自宅でシガーシザース、これをヤリたくなった。
 
 今、手元にあるのはNat Shermanのcigar scissors。
高級感には乏しいが、その分気負わずに済む。そしてこれから煙と戯れるのだという雰囲気作りに貢献してくれている。

7月の終わりが意味すること

7月 29, 2007 at 11:34 pm | In Canada | Leave a Comment

 7月が終わる。
 
 40度に迫ろうかという日もあったが、全体的に雨も多く気温も低め。例年に比べると今年はどうやら冷夏らしい…そんな中、7月が終わる。これはつまり、夏の終わりを意味する。振り返ってみれば、一番日が長かったのは7月の半ば頃。夜10時頃でもまだ空はうっすらと明るさが残っていた。しかしその頃を境に少しずつ、少しずつ、確実に日は短くなっており、今では9時過ぎに辺りが暗くなる。

 やはりVancouver周辺のカナダ人にも”夏と言えば7月”という意識があるらしく、旅行をしたり、キャンプへ行ったりするのは大抵が7月中だ。ふと辺りを見回すと、あれだけいい匂いのしていたBBQをする家も減った気がする。
 
 こうなると庭ご飯にもビールにも気温が低いし…いや、それでもやることはやるのだが。まだ自分の夏休みはこれからなのにこの感じはちと寂しい。きっと、もう一度ぐらいカーッと暑い日が続く事が来ることを期待しよう。
 
 カーッとさ、カーッと。

たまには蕎麦

7月 28, 2007 at 11:26 pm | In Uncategorized | Leave a Comment

 たまには蕎麦っていうのはどう?
 
 そんな妻の誘いに乗り、ある日のお昼は日本蕎麦。納豆ふりかけを利用して、ほんのり、何となくの納豆蕎麦。久しぶりだからというのもあるが…これが意外にも大ヒット。汁まで全部いただいてしまった。
 
 また作ってくれぃ。

Larryとサッカー、そして私

7月 27, 2007 at 11:57 pm | In Canada, Sports | Leave a Comment

 Larryはとにかくサッカーが好きだ。

 「Youtubeは知ってるか?Golden, Boots, Ronaldinhoで検索しろ」なんて電話がかかって来た事もある。他に用事があってそのついでにではなく、このロナウジーニョが本件だから笑ってしまう。「今日はbig gameがあるぞ、Barcelona対Real Madridだ」とか、会えばとにかくサッカー絡みの話題だ。サッカーがこの世で一番素晴らしいスポーツで、もちろんW杯がその頂点の大会だと言ってはばからない。

 すでにリタイアしている彼は好きな事を好きなだけ出来る。いったい生活費はどこから出ているのか不思議だが、とにかく、なんとも羨ましい境遇である。それはさておき…彼はいつからW杯を見始めたのだろう。気になっていた。
 
 確かめてみると意外にも彼とW杯の歴史は浅く、1990年。開催地と年号がごっちゃになっていて、実は私が訂正したのだが初めて見たのは90年。つまりItaly大会からだ。控えだったSalvatore Schillaciが得点王に輝き、皇帝と呼ばれたBeckenbauer率いるWest Germanyが優勝したあの大会だ。しかし何と言っても圧巻だったのは全くのノーマークだったCameroonがquarterfinalまで進んだいわゆるカメルーン旋風だろうと思う。
 
 何を隠そう私もこのItaly大会からW杯を見始めた。
Cameroonの大躍進をLarryはVancouverで、私は台北で見ていたのだ。

 「ゴールするとコーナーポストで踊ってたよね?」と言うと、
 
 「おぉ、覚えてるぞ、Roger Mllerだろう?」とLarry。
 
 「いやいやロジャー・ミラー?そんなEnglish guyみたいな名前じゃないよ、いかにもAfiricanな名前だった」と私が言えば、
 
 「あの時ヤツはもう40を超えてたんだよな」と彼。
 
 「いや、あの時はまだ30代で、アメリカ大会の時に42歳だった」と私。
 
 「そうか、Yoshiとオレは同じ時期にW杯を見始めたのか…それにしてもあのストライカーはRoger Millaじゃなかったっけ?」
 
 そこで私は気がついた。ロジェ・ミラだ(笑)
 
 何しろ彼には有り余るほどの時間がある。Larryに会うと時間を忘れ、つい長居してしまう。結局この日も3時間…

縫った後は抜糸のみ

7月 26, 2007 at 11:20 pm | In Canada | 2 Comments

 庭仕事で2針(か3針)を縫う怪我を負ってしまった私…
医者に言われた事は、当日の風呂は辞める事、一週間後に抜糸に来る事の二点だった。

 風呂…これは正確に言うとシャワーを浴びてもいいかと聞いたのだが、24時間は駄目だと言われた。そして、濡れたバンドエイドは換える事というもの。こういう場合、普通なら抜糸が済むまで傷口は濡らさないというのが常識だろう。自信たっぷりに24時間はイカンって言われても、私にはたったそれだけでいいの?という感じだ。
 
 そして抜糸まで何もしないというのにも驚いた。傷口に当てたガーゼ- 今回の場合は単なるバンドエイドだが- は毎日交換し、その時に消毒する。それが常識だ。ところが風呂は翌日からOK、しかも抜糸まで何もしない。風呂の後、バンドエイドを自分で交換するだけだ。
 
 日本ならまず、怪我をした時は破傷風を心配し、縫われた後は化膿止めを飲む。飲んでも化膿することがあるのが日本の気候だ。実際、夏に怪我をした時…あれは小学生の頃だったが、場所が唇を中心とした顔だったのでそれはひどい目に遭った。化膿して唇が腫れ上がり、牛乳もストローで飲まなければならなかったっけ。あの時、食事はどうしていたのだろう…その記憶は飛んでいる。
 
 ヒザやヒジなど、動くと引っ張られるような場所ではなかったこともあり、縫った直後からがんがん歩く事も問題なし。ジメジメしていないから傷の治りも早いのだろう。日本では当たり前である化膿の心配もいらない。何だかあっけなくて、これでいいのか不安になるが…
 
 これでいいのだ。

Beer Making~ bottling part2

7月 25, 2007 at 11:49 pm | In Canada, Favourite | Leave a Comment

 ボトルを洗い、砂糖を入れたら後は液体をひたすら入れる。本当はサイフォンで入れるらしいが、漏斗とレードルで代用。泡立てないように、出来るだけ静かに入れる。二次発酵でボトル内の気圧が高くなるので口一杯入れずに5cmほど少なめに、余裕を持たせて入れるのがコツ。この作業もまた修業のように地味な行程。

 結構楽しいのは王冠の行程。 打栓機を使って閉める。
この打栓作業は一本につき数秒。楽しい行程は一瞬で終わってしまうのだな。

 こうして妻と二人、合計5ダースのボトル詰めを終了。 ここから4週間、じっくりとビールになるのを待つ。この4週間には”少なくとも”という言葉が添えられる。最低4週間だ。ということは…おぃ、8月末じゃないか。夏はもう終わってるゾ!

思いがけない出来事、そして結末

7月 24, 2007 at 11:48 pm | In Canada | Leave a Comment

 久しぶりに晴れたので庭仕事。
芝刈りをしたり、掃き掃除をしたりしたのだが、玄関前のアスファルトにこびりついていたコケをデッキブラシでこすっていた時のこと。

 なかなか取れないなぁとゴシゴシやっていたらブラシの柄が左足のスネに刺さった。見れば柄に付いていたプラスティックのキャップが取れ、金属が剥き出しになっている。それがスネを少しばかりえぐった。傷はたいして大きくないし大丈夫だろうとそのまま作業を続けたのだが、そのうち血が滲んできて…滲んでいれば良かったのだが、滲みはそのうち流れとなりどくどくと溢れ始めた。
 
 こりゃまずいとイスに座り、脚を高く上げてしばらく休んでいたら血は止まった。やれやれ、これでひと安心と思ったのもつかの間、脚を下ろし歩き出すとまた溢れ始め、やがて止まらなくなった。こりゃ医者で止めてもらうしかないとクリニックへ行くと、受付の女性は30分ぐらいで診てもらえるわと。
 
 30分も待っていたらどれだけ流血するかわからんとばかりに私は脚を見せた。ガーゼを抑えているサポーター代わりの靴下は真っ赤。もうずぶずぶに、絞れそうなほど血で濡れていた。それを見て、即!処置室に連れて行ってくれた。
 
 どうしたの?とやって来た医者は以前、ハチに刺された時に診てくれたジジイ。もう3時間も止まらないんだと言うと、「縫えばすぐに止まるよ」と。え、縫うんスか?今、確かに縫うって言ったよな。ジジイは言いながら棚から袋入りの注射器を取り出した。麻酔?
 
 「じゃ、横になってリラックスしてね。あ、ちょっと高さを上げるわね。先生、腰が痛くなっちゃうから」なんて看護婦に言われつつ、あとはジジイにお任せ。超痛い麻酔を打たれたあとは裁縫タイム。微かに感じた限りでは一針ではなく二針か三針…
 
 起き上がると傷口には厚手のバンドエイドが張られていた。
血は止まった…そりゃ縫えば止まるわな。

Beer Making~ bottling part1

7月 23, 2007 at 11:05 pm | In Canada, Favourite | Leave a Comment

 液面の泡が少なくなっているのは一次発酵が終わったことを意味する。こうなったらいよいよボトルに詰める。

 ボトルには砂糖を小さじ一杯入れる。この量が少ないと二次発酵が不完全になり、旨くならないらしい。入れるのは普通の砂糖で構わないのだが、たまたまスーパーで専用の砂糖が売っていたので今回はそれを使った。固形なので摘んでころんと入れればいい、ラクチンだ。
 
 ボトル詰めの際、一番大事なのは洗浄。ブラシを使い、一本一本丁寧に洗う、洗う、洗う…もういい加減にしてくれーというほど洗い続ける。

 これで準備万端。

U-20終了

7月 22, 2007 at 11:07 pm | In Canada, Sports | Leave a Comment

 3週間に渡り繰り広げられた凡戦、激戦、死闘は終わった。
終わってみればArgentineの優勝と、まあ順当な結果。

 やることを終え、昼か行われた決勝はしっかりテレビで観戦したが、見るべき場面を何度か見逃した。まずはCzechの一点目…0-0と少しばかり膠着状態だった時、途中でトイレに行きたくなってしまった私。こういう時に限って点が入ったりするんだよなと思いつつ…そこでお約束のようにゴール。慌てて出てきたので2分後のArgentineゴールには間に合ったのだが…いや、Czechの素晴らしいシュート、その瞬間を見逃した。その後、睡魔が襲い、気付けばスコアは2-1とArgentineリード。そして気付いた時にはすでに試合は終わっていた(苦笑)
 
 決勝戦はそこそこイイ試合になったと思う。しかし、やはり忘れられないのは準決勝。荒れに荒れたArgentine- Chile戦だ。レッドカードによる退場者を2名出し、試合後は警察も出動したあの試合である。
 
 私はあの試合の一部始終をテレビ観戦していた。
確かにChileの選手は熱くなっていたし、いけない所もたくさんあった。しかしArgentineの選手にはファウルをもらおうとする、いわゆるシュミレーションが多く見られ、それをレフリーはたくさん見逃していたように感じた。それはきっと、Chile<Argentineという印象がレフリーにあったからだろうと思う。

 しかし試合をコントロールするのはレフリーだ。熱くなっている選手を鎮め、荒れている試合を良い試合に、その方向に導くのはレフリーなのだ。レフリーが最も難しいと感じるのは、その試合の最初の笛だと言う。どの程度のファウルで、どちらのチームに笛を吹くか…それが試合の全てを決める。そんな話しを聞いた事がある。コイツに嘘は通じない、今日は厳しいな…吹かれた最初の笛で、選手達はそのレフリーを判断するのだ。
 
 荒れた準決勝で吹かれた最初の笛…
思い返せばそれはCzechのファウル。そしてその笛がCzechをキレさせた。ましてや20歳以下の若者で構成されたチームだ。一度切れた緊張はそう簡単には戻らない。試合を裁いたドイツ人レフリーは、あの試合から多くを学んだ事だろう。

 キレたChileはその後、決勝の前に行われた3位決定戦に勝ち、最後は気持ちを修正することができた。荒れた敗戦で終わらず、勝って終わった事は彼らにも良かったと思う。

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