この親にして私あり
1月 31, 2007 at 11:32 pm | In Japan | Leave a Comment 最近、箸を正しく使えない子供が増えているという話しを聞いた。子供と一緒に食事をしないことが増えている、一緒だったとしてもテレビを見ながらなので子供の手元まで注意をしないなど、躾をしない親のせいだと言う。そういう親が増えてきたのが原因の一つとして挙げられている。
そういう時代だと言えばそうなのだろうが、実は私も箸の使えない子供だった。確かに我が家では食事の時、テレビは見ていた気がする。しかし今の私はきちんと、人並み以上に箸の使い方は上手い。どこでどうやって直したかというと…中学に上がる時に直したのだ。
箸が使えない事は親も知っていた。しかし父も母もきちんと箸の使い方を教えてくれなかった。どちらかと言えば厳しい両親だった印象があったが、なぜか箸にだけは無頓着。あんた、それでよくご飯が食べられるねぇ、とまるで他人事だった。私も私で、細かい物は取れないが、まあそれでもいいか、飯は食えてるし…そんな感じだったと思う。
しかし、さすがに中学生ともなると少し大人に近づいた雰囲気があり、それなら箸ぐらいちゃんと使えないと恥ずかしいだろう。そう12歳の少年は考えた。そして母に教えを乞うたのだ。ねぇ、箸ってどうやって使うの?と。そこで私は初めて正しい使い方を知ったのだ。
もちろん最初はまるで使えなかった。今までの間違った使い方の方が遥かに快適だった。しかしここで挫けてはいかんと母の手元を見つつ、しばらく辛い食事の時間を過ごした。そしていつの間にやら使えるようになっていたのだ。つまり親が子供の手元に注意するのではなく、子供が親の手元を見ながらマスターしたのだ。たぶんこれは珍しいケースだろうと思うが、親も時代も関係ない。親がやらないなら自分で直せば良いのだ。
数年前、食事をしながら母は私に言った。あんたはちゃんと箸を使えるのにお姉ちゃんはどうして変な持ち方してるんだろうね。じつに呑気な人である。
実はスパムの応酬
1月 30, 2007 at 11:52 pm | In Uncategorized | Leave a Comment blogを現在のwordpress.comに移してからもスパムコメント、スパムトラックバックは相変わらず。まだ1年にも満たないというのにその数は1,000に迫る勢いなのだ。これをいちいち削除していたらたまったものではないが、それをしなくて済むのがこのwordpress.comの利点だ。
付けられたコメントやトラックバック、その全てではないが、それらの多くはまずスパムとして認識される。コメントを残したのに表示されないことがあったとしたらそれはそのせいだ。それがスパムでなかったらチェックした私がそのように設定する、だから心配しないで欲しい。後になればきちんと表示されているはずだ。
メールソフトにあるのと似たような、メールなら当たり前の機能だが意外とblogには無い。だからとても助かっている。スパムが多いからと言って、引っ越しを繰り返すなんて馬鹿げているし、引っ越したところでスパムが無くなる保証などどこにもないのだ。
まともなコメント、正しいトラックバックの方が少ないなんてまったくくだらない、嫌な世の中だがまぁ仕方がないな。そしてスパムを除くと、まともなトラックバックなど一つも無い。これもまた哀しい事実だ。
きっと最安値
1月 29, 2007 at 11:38 pm | In Movie | Leave a Comment 我が家から車を飛ばして30分ほど、名画座とまではいかないが、封切りからだいぶ過ぎたちょい古の映画を上映する映画館がある。そこで念願のRock Balboaを見た。念願、というほどの映画でない事は充分過ぎるほど知っているが(笑)
カナダでは映画の上映は夜のみ。初回はだいたい7時からで、日に二回上映というのが基本だ。ところが週末、土曜と日曜だけは日中の上映がある、matinee(マチネ)というヤツだ。料金は地域や映画館によって異なる。今回行ったところは夜でも$4なのだが、マチネになるともっと安くなり…最後のRockyに支払ったのは驚愕の$2.25。
本編が始まる2分前に行き、席に付くと…私の他には若者が一人、ぽつんと座っていた。いくら日曜の昼とは言え、この映画の人気がわかるというものである。(ちなみに最終的には4、5名の客が同じ回にいた)
さて肝心の映画はどうだったのか…
実はまだまとまっていない(笑)
整理が付いたらまたここでお話しようと思う。
それにしても$2.25という金額は強烈だ。もちろんイスとか雰囲気とかは他の綺麗な映画館に到底及ばない。しかしちょっとクセになりそうな値段である。
冬になると減る、パイプの出番
1月 28, 2007 at 11:50 pm | In Favourite | Leave a Comment pipe tobaccoは冬が旨い、と言われている。
冬はpipeが冷えている、そして乾燥している。だから自然とクールに吸える、そう言われている。夏と同じように吸ってもより旨い。pipeを始めるなら冬に限ると言う人さえいるぐらいなのだ。ほんのり温まったpipeに手を当てれば気持ちも温まるというオマケも付く冬はまさにpipe様々なのである。
しかし、この法則が私には当てはまらない。
カナダと日本、何が違うのかと言えばまずは冬=乾燥という公式だろう。すでに何度かお話しているが、私の暮らすVancouver近郊は圧倒的に夏の方が乾燥している。秋から冬、そして春にかけては雨期と呼べるほど雨が多く、湿度は冬の方が高くなる。カナダと聞くと雪に埋もれたログハウスをイメージする人もいるが、西海岸に位置するVancouverは雨、雪ではない。
気温は深夜で0度ほど、日中ならば6度から10度ぐらいと東京の冬よりはほんの少し寒い程度である。現在は電気を使ったヒーターも多いが、我が家を含め天然ガスを使い家全体、全ての部屋を暖めるセントラルヒーティングが基本。もしかしたら家の中は冬の方が乾燥しているかもしれない。
となれば我が家の冬もpipeがそこそこ旨いはずだが…我が家、基本的に禁煙なのである。基本的に、と言ったのは他でもない。たった一つ、一ヶ所だけ喫煙可能な場所がある。部屋とは呼べないが、煙や香りが漏れないように他から仕切れるスペースがあるのだ。cigaretteやRYO(手巻き)は外でしか吸えないが、cigarやpipeならばここでゆっくり楽しむ事が出来る。私にとっては憩いの場というわけだ。
ところが、ここは暖房が効かない。だからこのスペースを使う時は予めオイルヒーターで暖めておかなければならないのだ。その日の気温にもよるが、ここが温まるのに必要な時間は1時間から2時間。そしてテレビもなければ照明も無い。仮に夜、ここを使おうとしたら本も読めない。せいぜい音楽を聴くぐらいだ。
準備に時間がかかるから気軽に毎日というわけにもいかず、準備したからにはそれなりのものを選ばねばという気持ちが強くなり…そうなると自然にcigarを選んでしまうのだ。
なぜ冬になるとpipeの出番が減るのか…
オチは単純だ。
ハウルの動く城
1月 27, 2007 at 11:47 pm | In Movie | Leave a Comment ハウルの動く城はずっと見たかった劇場アニメだった。カナダでも公開されたが(英語でのタイトルはHowl’s Moving Castle)、残念ながら英語吹き替えバージョン。さすがにそれは敷居が高過ぎるだろうと、その機会が無かったのだ。今回借りたDVDは台湾版、何となくわかるような…わからないようなタイトルが付けられていた。(見たのはもちろんオリジナル、日本語音声である)
付録のDVDに英語版の製作を担当したPixar社を訪問する場面があり、同社のお偉いさんがこの作品をこう語っていた。
「宮崎作品の中でも群を抜く、代表作の一つになるだろう」
この発言には疑問符を付けざるを得ない、というのが個人的な意見だ。確かに動く城の出来は素晴らしい。動きも仕掛けも”いかにも”という出来栄えだ。 ハウルをはじめ、カルシファー、荒れ地の魔女、そしてサリマンなど周囲を固めるキャラクターも悪くない。しかし肝心の主人公、ソフィーの描き方がなってない。
宮崎アニメの真骨頂である少女。ソフィーにはナウシカ、ラナ、千など、かつての少女が持っていた何かが足りない。描写不足とでも言えばいいだろうか、彼女がどういう人間なのかがはっきりしないまま魔法をかけられ、はっきりしないまま魔法が解ける。物語が進行するにつれて成長していく、という感じでもない。
そしてこの作品には謎が多過ぎると思う。
謎を蒔くだけ蒔いておいて、何も明らかにされずに終わる。特に終わり方がなってない。何だか一気に終わらせようと焦って終わらせたような…まさかそんなことは無いと思うが、城を動かすのに一生懸命で、他に手がかけられなかったような、そんな作品に思えた。宮崎駿の作品は比較的好きな私だが、このハウルに関しては点数が低い。ジブリ作品としては最低ランクだ(笑)
唯一の救いは声優陣のキャスティングがこれまでの作品よりも良かったということだろう。特に木村拓哉。彼がハウルと聞いた時には正直外したな…と思った。しかし意外にも(?)彼はキムタクというブランドを感じさせず、とてもイイ仕事をしたと思う。これには拍手を贈りたい。
見つめていたい再結成
1月 26, 2007 at 11:40 pm | In Canada, Favourite | Leave a Comment 世の中には音楽無しでいられない人が多い。そんな人種はiPodのような携帯プレーヤーを持ち歩き、常に何かしらの音と接している。私はそういうタイプではないが、気になるアーティスト、一度はコンサートに行ってみたいと思うミュージシャンはちゃんといる。Stingはそんな私のリストにいる一人だ。
そのStingを中心に、3人のミュージシャンが新聞の表紙を飾った。新聞はProvince、3人はThe Policeである。付けられた見出しは”POLICE SIGHTING”。
’84にグループとしての活動を停止し、’86に再結成するもシングルを発表するだけに留まり…2003年にロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)入りした時に数曲演奏して以来の3ショットが目撃されたというのだ。
記事によればメンバーはダウンタウンの北、North VancouverにあるLions Gate Studioで再結成ツアーの為に集まりリハーサルを行っていることが確認されている。再結成の噂は今までにも何度かあったが、どうやらいよいよ今回は本気らしく、The Policeは結成30周年を記念して世界ツアーを計画しているという。もしそれが本当ならば、まずは2月11に行われるGramy Awardで彼らを見る事が出来そうだ。
多数の目撃談により、リハーサルが行われている地元Vancouverでのコンサートはいつ?との声、期待が高まっているのは言うまでもない。もしコンサートが行われるのなら私も是非行きたいと思うが…きっとチケットはかなり高いものになるだろうし、競争率も凄いだろう。75%ぐらい諦めモードの私である。
湖の主
1月 25, 2007 at 11:44 pm | In Canada | Leave a Comment久しぶりにワインを飲んだ。
飲んだのはOkanaganのワイン。
Okanagan(オカナガン)はVancouverから数百キロ東にある街で、多くのワイナリーがある。同じBC州にありながら夏は気温が高く、日本で言えば山梨県のような感じだろうか。CaliforniaのNapaは良いワインを生む場所としてすでに有名だが、次はこのOkanagan Valleyのワインが注目される番だと密かに思っているのだが…
この白ワインはラベルのデザインで選んだ。
上に貼られたラベルには恐竜らしきモノが描かれていてちょっと可愛い。これに惹かれてジャケ買いならぬラベル買いをしたのだ。お味の方は…いやそれはさておき。
実はこの恐竜、Okanagan LakeにいるというOgopogo(オゴポゴ)、伝説のモンスター。霧の中に浮かび上がる首の長い動物を見たとか、長い尻尾をひるがえして湖の底に消えたとか、目撃者は多いもののその存在が確認された訳ではなく、あくまでも未確認生物。まあどこにでもある言い伝え、ネス湖のネッシーみたいなものだ。
いればいたでそれはまた面白い話しだし、いなくてもOgopogoはきっとこの先も伝説の中で生き続ける。夢のある…いや、無いのか?(笑)
Ogopogoとは違う生き物がSaskatchewanにもいるというのだが…ま、それはまた別の話し。
春はすぐそこ
1月 24, 2007 at 11:47 pm | In Canada | Leave a Comment この日は朝から快晴、綺麗な日の出だった。
雲は多かったものの日中の気温も高目(10度ぐらい)でじつに安定した天気。夕方には海に沈む…それはそれは美しい夕焼けまで見る事が出来た。
天気が良かったせいもあるが、日が延びているなぁと感じた一日だったのだがそれに加え、少し違った雰囲気も感じられた。春の空気だ。どこがどう違うのかを言葉で表わすのは難しいが、匂いと言うか何と言うか…今までとは明らかに違う何かを肌で感じたのだ。
本当の冬は1月から2月…そんな印象の日本と違い、ここVancouver近郊は12月辺りが冬のど真ん中なのかもしれないと最近思うようになった。まあ、カナダに来てもうすぐ丸6年になるから、緩やかな気候の変化に慣れてきたのかもしれない。はぁ、もう6年か…
春は確実に来ている、すぐそこまで。
上映期間を決めるモノ
1月 23, 2007 at 11:22 pm | In Canada, Movie | 2 Comments 新作映画は毎週金曜日に封切られる、というのがカナダ(たぶんアメリカも)の常識だ。まあ宣伝上手と言えばそれまでだが、こりゃ見ない訳にはいかないだろうと思わせるお正月ロードショーとか、ゴールデンウィークの目玉作品なんて具合に超大作として公開されるのは日本独特のやり方だということをカナダに来て初めて知った。とにかく全ての映画はフラット、平等に公開されるのだ。
公開されてからはその作品次第で上映期間は異なる。
たくさん客を呼べる映画は自ずとその期間が長くなるし、こりゃ駄目だと上映館のオーナーが判断すればすぐに他の作品に変わってしまう。
我が家から一番近い映画館(徒歩7分)の場合、ここ数年間の最長上映作品はMy Big Fat Greek Weddingではないだろうか。これは2ヶ月以上の上映期間があり、これだけでもかなり長い部類に入る。しかしこの映画の凄い所はこれだけで終わらなかったことにある。一度他の作品に変わった後再び上映が始まったのだ。
この映画をご覧になった方ならおわかりだろうが低予算、有名俳優ゼロで製作されながら世界でロングランされた作品だ。当然宣伝費も少なかったと思うが、噂が噂を呼び評価されたというわけだ。(もしまだ、という方は是非観て欲しい)
さぁ、一方すぐに消えた映画は何かというと…
最近ではRocky Balboaがある。そう、どんなにつまらなくても、くだらなくても観なければならないと思っていた最後のロッキーである。週末に公開され、1週間持たずに消えたのだ。もちろん上映館のある地域の客層も大いに関係する。しかしここ最近、1週間で消えた映画を私は挙げる事が出来ない。そのぐらい不評だったということである。個人的に思い入れのある私も、一作目のロッキーを越えられるわけがないというのは重々承知だ、でもせめて2週間ぐらいは頑張って欲しかった、せめて私が観るまで…
そんなわけでまだRocky Balboaを観る事が出来ていない。そして名画座というものが近所に無い。不評なだけに上映館も少ないし、探すのに苦労するというわけだ。
三度目の正直
1月 22, 2007 at 11:43 pm | In Goods | Leave a Comment 思い切って缶切りを買った。
缶切りごときに何を言う、思い切るまでも無いだろうと思ったあなた!私の話をよく聞きましょう。この”思い切って”というのにはちゃんと理由があるのだ。
欧米の缶切りは缶の縁に垂直に当て(挟み)、ツマミをくるくると回して切るタイプが主流だ。丸いフタの部分を最後まで切り、筒になった部分から完全に切り離す(もっともこの”切り離す”のは缶切りの違いだと思うが)。力も要らず、切りくずも出ない、それが欧米の缶切り…のはずだった。ところが…
最初に買った缶切りはまるで使い物にならず…
缶の縁を挟み、左手で思い切り握り続けている間に右手で、これもまた力いっぱい回さなければ切れなかった。もしツマミを一度でも止めてしまったらもうおしまい、二度と動かないという代物だった。安物だからいけないのだろうと二個目は有名メーカーの缶切りを買ったのだが、これまた似たような結果。
結局今までどうしていたかと言えば、五徳ナイフの缶切りとか包丁研ぎの端にオマケ程度に付けられた缶切りを使っていた。日本から来る人に持ってきてもらうか?などとすでに諦めモードに入っていた。だから三つ目の缶切りは思い切らなくては買えなかったというわけ。どうせまた駄目だろうという気持ち85%で。そして早速使った。
この缶切り、円柱の缶、そのフタの部分に対し”垂直でなく並行”に当てて縁を挟む。あとは同じようにツマミを回していくのだが、回した妻が言った「全然切れてないよ」また駄目か、また駄目なのかと缶を見てみると…切れていた。切れてはいたのだがこの缶切り、少し変わっていた。
缶切りでフタを開けた場合、普通ならフタの内側が切れる。円柱の柱の部分が数ミリほどフタよりも高くなっている、その内側が切り取られるが、この缶切りは円柱の柱部分を切り取るタイプだった。切れているはずのない場所が切れていた、しかもその切り口が物凄くシャープで最初は気付かなかったのだ。
苦節6年…やっと切れる缶切りに出会えて二人とも感無量である。長かったなぁ。
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