初めてのライター
11月 30, 2006 at 11:02 pm | In Goods | Leave a Comment
このZippoは後輩からもらった物だ。プレゼントなどというシャレたものではない。当時会社員だった私は、海外出張する後輩に頼んだのだ、「2週間もいないのだからZippoでも買ってこい」と。
出した条件は二つ。オリジナルではなくミニタイプ、そして指紋の目立たないもの。そうやって手元にやってきたのがこのZippoだった。かれこれ20年ほど前の事だ。
Zippoを使った事のある人ならおわかりだろうが、ミニタイプは風に弱く、火着きも悪い。小さいからオイルの持ちも悪い。つまりZippoでありながらZippoらしくないZippoなのだ。そんなわけで数年後、今度は身銭を切ってオリジナルのZippo、スターリングシルバーを買った。そしてこのミニZippoは出番が減ってしまった。時々思い出したようにオイルを入れ使ったが、そのうちヒンジ部分が壊れ…タンスの肥やしとなった。
数年前、まだ日本にいる時に一度修理に出し(Zippoは永久保証なので送料のみで修理費はゼロである)、再びタンスの肥やしになっていたのだが、このZippoのことをふと思い出した。記憶は定かではないが、このZippoを手に入れるまでの私はたぶん100円ライターを使っていた。だからライターらしいライターはこれが初めて。私にとっては原点のような存在である。
たまには使ってみようとオイルを入れ、火を着けた。手元が少し暖かくなり、ちょっと心も温かくなった。オイルの匂いもたまにはイイ。
雪攻撃
11月 29, 2006 at 11:57 pm | In Canada | Leave a Comment 雪は止んだ、でも実はその後の方が大変だ。
道は凍り、歩くだけで精一杯。大通りなら除雪はほぼ済んでいるからさほど問題にはならないが、基本的に直進のみ、しかも一度停止するとタイヤが空回りする可能性が高くなる。右左折の時にスタックしている車をそこらじゅうで見かけた。
ちょうど左折をしようと交差点で止まっていると私の前、先頭の車がスタック。すぐさま車を降り、運転手に声をかけて押すのを手伝った。なかなか車は動かなかったが周りにいた歩行者数名が何も言わずに駆け寄り、その車を押した。すぐに車は抜け出し、そのまま走り去った。「良かったね」でもなければ「ありがとう」でもない。押した方も押された方も一言も無しというのは…どうだろう?常識なのか?(笑)
さぁ、これは我が家から近い、一番大きな通りでの話。
これが一歩、一つ通りが違うと…道は真っ白、轍(わだち)は半分溶け、半分凍っている状態。それは止まるのが怖くなるほどだ。日中の気温はマイナス7度。なんとこんな状態で私は新聞を配らなければならなかった。
いつも止める路肩は雪に埋まり、空いているのはその家の駐車場だけ。道の真ん中に止めるか、他人の駐車場に入れるか、そのどちらかしか選択肢は無い。迷わず駐車場に止め、配達し、再び車に乗り込んでバック。そして前進…前進しようと思ったが、そこは上り坂…タイヤは空回りするばかり。そこで格闘する事10数分、なんとか脱出でき、配達を続けた。教訓、上り坂では止めるべからず(泣)
そして更に、雪をどけてない家も結構あり、足のスネまで雪に埋まりながら、泣きながら200件以上配った。歩くだけならまぁなんとかイケる、イケなくもない。しかし運転に関して言えばかなり危険、あまりにも危険だ。一時停止することもはばかるような状態では続けられない。そのうち再び雪が降り始め…配達は諦め、担当者に泣きのメールを出した。すまぬ、危なくて配れんっ!と。
幸い、「安全第一!無理はしないで」という返事をもらったので安心したが、どうも不完全燃焼である。仕方ないんだけど…ちなみに、雪かき用のシャベルはどこもsold out。再び降り出した雪はこの夜、更に15cmの積雪を記録。もういいだろ、俺が悪かった、勘弁してくれ(笑)
Hitchその後
11月 28, 2006 at 11:28 pm | In English, Movie | 2 Comments 映画で英語ということでHitchのDVDをレンタルし、復習をしているが…いやぁ、難しいムズカシイ。そして進まないススマナイ。レンタル期間はあっという間に過ぎた。1週間でどこまで進んだかというと、チャプターというかシークエンスと言うか、段落と言うべきか…7つ目までしか終わらなかった。
果たしてこの映画で良かったのか?これは難しい部類の映画ではなかったか?という疑問はおおいにある。でも、もうここまでやってしまったし、なにしろ映画として楽しめる作品。ま、このまま続けようと思っている。しかしこんなペースでしか進まないので所詮レンタルでは間に合わない。というか買った方が安い。お隣、アメリカ…隣と言っても遥か彼方だが…アメリカ在住・doggieさんから参加表明もあった事であるし、気合いを入れ直してDVDを買う事に決めた。
そんなわけでHitchについて色々調べていると面白い事実が判明した。まず、主演のWill Smithについてだが…日本のAmazonで読めるレビューによれば、Will Smith=アクション俳優というイメージを持っている人が多い。個人的には彼の持ち味が活かされたハマり役だと思っていたが、「こんなオシャレな役もこなしちゃうんですね」とか、「結構似合ってると思う」とか…意外な意見に驚いている。
次に競演者についてだが、太っちょのAlbertを演じたKevin James。彼はTVコメディ・The King of Queensの主演を98年から続けていて、Will Smithはその大ファン。なんと彼を推薦したのはWill Smith本人だったらしい。
そしてもう一つ興味深いエピソードを紹介すると…相手役であるSaraの配役。これ、なんと最初はJennifer Lopezだったそうな。もしJLoがSaraだったら、間違いなく違う映画、かなりチープな作品になった可能性があると個人的には思う。断っておくが私は俳優としてのJLoが好きだ、女優をメインに活動した方が良いと思っているぐらい。でも彼女は作品選びに失敗していると思う、少なくとも今までは(笑)
さ、まずは教材としてDVDを買うこと。
これが最初のステップだな。
大雪
11月 27, 2006 at 11:14 pm | In Canada | Leave a Comment
起きると雪は止んでいた。
ゴミの回収車も来なければ郵便屋も来ない。静かな静かな月曜日…それもそのはず、積もった雪は約40cm。真っ白な布団がどこまでも延々と…
昼過ぎの気温は-3度!これだけの雪が降るのはカナダに来て以来初めてだ。そして最悪なのは天気である。快晴なのだ。え、晴れがイヤなの?と思う人がいるかもしれない。でも今回に限って言えばベストは雨だ。雨が降れば積もった雪はあっという間になくなる。晴れても雪が溶けるほど気温は上がらない。いつまでたっても雪は残り、夜になるとそれが凍結する。この天気を歓迎しているのは学校が休みになった子供たちだけだろう。
そんなわけで再び雪かきである。
最低限歩けるだけのスペースを確保し、車に積もった40cmの雪を払った。お隣のDanによればダウンタウンの北、かつて住んでいたNorth Vancouverはもっと凄い事になっているらしい。
夜になり気温を測ってみた。私の予想は-5度、というのもライターの火が着かないのだ。体温で暖めておかないとガスもオイルも駄目。これは間違いなく零下だと。
温度計を放置すること30分、そこに示された気温は…
なんと-10度。こりゃ寒いはずだ。

雪かき
11月 26, 2006 at 11:22 pm | In Canada | Leave a Comment 土曜の午後、降り始めた雪は止む気配がない。
実は米を買いに行った時もすでに大雪で、帰りはスリップしながらなんとかたどり着いたような有様で、今朝は一面銀世界。それでもまだ降っている。もう20cm以上は積もっているだろう。ここまで積もると通り道だけでも確保しておかないとマズイ…雪かきである。
Vancouverとその周辺地域に限って言えば雪が降る事は珍しく、雪合戦が出来るほど積もるのは年に一度あるかないか…感覚としては関東地方と同じぐらいではないだろうか。だから雪かきをするスコップをいつも買い忘れる。前回もお向かいさんに借りて事なきを得た。そしてまた…買い忘れた(笑)
今回もまた同じ事の繰り返しで、道具の無いまま…そういうわけにもいかないのでちり取りを使って道を作っていた。するとそこへお隣のDanが4×4のJeepで帰宅、「おい、ウチのを使えよ!」と雪用のスコップを貸してくれた。うーん、持つべきは良き隣人だなぁ…
作業効率がぐぐんとアップしたのは言うまでもないが、雪の量たるや凄まじく…鼻は垂れるわ、汗だくになるわ、最後にはもちろん筋肉痛がやってきた。その昔、雪国出身の友人が「雪下ろしの辛さを思えば何でも出来る」と言っていたのを思い出した(笑)
それはさておき…
いったいいつまで降るのさ?どこまで積もるのさ?
KYONG GI RICE、その後
11月 25, 2006 at 11:18 pm | In Canada, Food | 2 Comments
そろそろ米が無くなりそう…ということで吹雪の中、ダウンタウンまで車を飛ばしてHマートへ行き、イケてる韓国米・Kyong Gi Riceを買った。
断っておくがこの米、決してベストではない。我が家で絶賛したのは確かだが、日本で食べる日本米とはレベルが違う。Vancouver周辺で手に入る、容易に買える米の中ではかなり美味しくて値段が安い。バランスも含めてイケていると言っているだけのこと。新潟など米どころの生産農家ならきっと鼻にもかけないような米だろう。しかしココではかなりの点数をつけることが出来る。
前回のように10ポンド入り(約9kg)を買おうとしたら妻が言った…
「20ポンド入りもあったよ、そっちの方が安いみたい」
確認すると10ポンド入りは$10.99、20ポンド入りは…なんと驚愕の$17.99!これは日本米の半値、いや高級米なら1/3の値段だ。当然こちらを選択。
さすがに20ポンド入りは重い…いったいウチは何人家族?まるで合宿だよ、合宿!笑顔で肩に乗せ、駐車場まで運んだ。
絶対に直らないもの
11月 24, 2006 at 11:17 pm | In Canada, Uncategorized | Leave a Comment なんとなく、ではあるが虫歯の雰囲気が漂っている。右下、一番奥の歯、この歯に食べ物がよく詰まる。奥から二番目の歯との境目、今まではあり得なかった場所にしょっちゅう詰まるのである。この歯を治療した記憶は…無いに等しい。たぶん小学生の頃ではないだろうか。
特に痛みはないが、なんとなく違和感がある。これは歯医者に行かねばなるまい。がしかし、すぐには行けない事情がある。というのもカナダでは普通の健康保険に歯の治療は含まれていないからだ。保険無しで治療するという手ももちろんあるが、それはあまりにも怖すぎる。まずは保険料を調べ、払った方が得か、保険を使わずに直した方がいいか考えたいところである。ま、そのぐらいの時間はあるだろう。
なぜ健康保険に歯の治療が含まれていないか?と言うと、これは考え方の違いだろう。基本的に虫歯は予防できるもの、これが常識である。歯並びを矯正するブリッジも見た目だけではなく虫歯予防の一環なのだ。噛み合わせの不具合は体の歪みにまで発展することもあるし、剥き出した骨という意味合いも強い。そういう考えがあるからこそ子供の頃からきちんと指導し、大人になってからも平気で矯正する。
日本の常識、カナダの常識…どちらが良いとか悪いとか、そういう話はどうでもいい。問題は…”歯だけは放っておいても直らない”ということだ(笑)
“なんちゃって”を卒業
11月 23, 2006 at 11:19 pm | In Food | Leave a Comment 今回 時々作るカルボナーラ。
実は私、このパスタの正しいレシピを知らない。よく考えてみると、どこかの店でカルボナーラを食べた記憶もそれほど無い。確かこんな味、こんな感じだったよなぁと、おぼろげな記憶だけを頼りに作っていた。だから私の作るカルボナーラの前には”なんちゃって”を付けることに決めていた。まあ旨いから名称なんてどうでもいいのだけど。
ちなみにその”なんちゃってカルボナーラ”はベーコンとタマネギを使う。大きさにもよるがタマネギは超たっぷり、これでもか!ってぐらい入れる。狙いはベーコンの塩気とタマネギの甘みだ。これを生クリームと卵でクリーミーに仕上げ、ピリっとコショウを効かせる。時には茹でたパスタをバターで和えることもあるし、ガーリックを使う事もある。この辺はその時の気分。しかし欠かせないのはパルメザンチーズだろう。これを加える事で香りとコクが出る。
「正しいカルボナーラってどういうレシピなんだろう?」
食べながらつぶやくと、妻が笑いながら言った。「キミ、いつも同じこと言ってるよね、調べる方法なんていくらでもあるのに」と。おや、それは気づかなかった。そんなわけで調べてみると…
レシピによってはパルメザンチーズに加えペコリーノロマーノを使うものもあるが、基本的にはほぼ同じであることが判明。俺って案外凄いじゃないのと自画自賛(笑)
これからは”なんちゃって”は外すことにした。
iBook、その後
11月 22, 2006 at 11:18 pm | In Uncategorized | Leave a Comment さて、相変わらずeBayでPowerBookを探している。
前にも言った通りカナダではタマが少なく、これといったモノは出てこない。いや、正確に言うとタマはあるが安くない。そんなこんなしているうちに、今度は妻のiBookのバッテリが死んだ。
妻のマシンは私のよりも半年ほど古く、もう5年以上使っている。YouTubeや映画の予告編など映像を見るにはパワー不足。まあ間違いなく買い換えの時期なのだが…二台か…それはちと厳しいゾ。
MacBookも二世代目となった今、古いPowerBookの値段はもう少し下がっても良さそうなものなのに、意外と下がっていない。保証がゼロということを考えるとお世辞にもお買い得とは言い難い値段なのだ。リスクを考えると多少高くとも新品の方が無難なのではないかと思い始めたところである。日本のように、ここにも武器商人がいればなぁ…
今や二人ともACコードを持ってうろうろ…ラップトップなのに何とも情けない状況だ。しかもそれはしばらく続きそう(苦笑)
復習開始 ~part2
11月 21, 2006 at 11:33 pm | In English | 4 Comments 映画館のある街に住むというのは昔からの夢、私の憧れだった。
今住んでいる家から最寄りの映画館まで徒歩8分。中は2つに分かれていて、常時二本の映画がかけられている。車で5分行けば4つの映画がかけられているもう一つの映画館もある。つまり、ちょっと行けば6本の中から好きな封切り作品を選ぶことが出来るわけだ。早いものでそんな環境になって4年が過ぎ、そろそろ復習の時期がやってきた。そう、我々が選んだ方法とは映画である。
過去に映画館で見た映画は基本的に一度きり、もちろんすべて理解できていない。そしてそのほとんどはDVDになっている。DVDを使って復習するのだ。DVDならセリフすべてを文字で確認できる。新しい言葉やフレーズを知り、声に出して練習し、実際に使う。
実際、暮らしていても使う英語は限られている。しかし映画にはありとあらゆる場面が存在し、そこで使われる言葉は生きている。映画を字幕無しで楽しめるようになりたいというのもまた、昔からの夢でもある。英語を学び、且つ映画がより楽しめるようになる…素晴らしいじゃないか。
昔の人はこう言った、”善は急げ”。
というわけで盛り上がった勢いのあるうちにレンタル屋へ…そして選んだのがWill Smith主演のHitch(邦題は「最後の恋のはじめ方」だったか?)。封切り直後、去年の4月に観た作品だ。全体の流れはわかったものの、セリフはほとんど聞き取れなかった記憶アリ(苦笑)
まずはそのまま20分ほど鑑賞…
次に英語字幕を出し、再び鑑賞。そして今度は最初からセリフをチェック。こんな意味かな?いやいや、こういう意味じゃないか?などと予想をしつつ辞書を引き、意味を確認。3歩進んで2歩下がる…もう牛歩戦術とでも言えそうな速度でジリジリと進む。こうして一つ一つ確認してゆくと、何も理解していなかったことがよくわかる…哀しむべきことかもしれないけど(苦笑)
もちろん完璧な日本語に訳す必要はどこにもない、通訳を目指しているわけではないからだ。なんとなくこんな感じ、或いはこんなニュアンス、でいいとは思う。しかしそれはそれとして、やはり語彙が不足しているわけで、知らないよりは知っていた方が良いだろうと…
言葉というのはもっと感覚的なものなんじゃないか?と言ったのは私だったが、感覚と語彙の両方を鍛えなければ駄目だと私を諭したのは妻だった(笑)
昔の人はこう言った…”継続は力なり”。
地道だけれどもきっと確実な方法だろう。5分でもいい…これから毎日少しずつ、この牛歩戦術を続けていくことに決めた。
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